尾瀬のふもと片品今昔物語

幾多の先人たちが山に生き、木を愛し野を耕す。
暮らしの向上をはかってきた片品村。
人々がつつましく、清らかに、そしておおらかに生活していた時代からはや100年たった今も片品を愛する人々の心は変わる事なく受け継がれている。
美しい水芭蕉、凛とした白樺の景観が変わらぬやさしさを語りかけてくる。
いままでも、そしてこれからもあたたかく崇高な歴史を刻み続けることであろう。

開業当時の「千代田館」
この地の湯元として、著名人なども訪れた

千代田館 先代
当時「新井の湯」として栄えたこの温泉を、千代田館として開業した

「鉄道省指定旅館」看板
鉄道省と呼ばれていた時代からの、歴史を思わせる。

「千代田館」看板
創業当時の千代田館の看板。

岩鞍スキー場
新井、戸倉地区などで盛んに行われたスキー大会。昭和25年頃主流だったスキーのスタイル。

尾瀬への道のり

多くの村民たちが望んでやまなかった道への開拓。現在の日本ロマンチック街道の第一歩となった。

片品温泉

「新井の湯」千代田館の昔の様子。
地面を深く掘り、その中に七~八人入れる程の浴槽があった。

竜宮伝説

尾瀬の湿原の沼は、竜宮城へつながっているという昔からの言い伝えがあった。当時、泥炭層の調査も行われた。。